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三年坂・二年坂 世界自然遺産
瓢箪屋大井人形店(ひょうたんやおおいにんぎょうてん)
三年坂下にあり、創業は江戸末期の天保8年(1837) という老舗。
店内には大小の瓢箪が所狭しとぶら下がり、招き猫や猫土鈴、豆人形などもカラフルに並び、興味をそそる。とくに瓢箪は転んでも元に戻ることから、三年坂で転んだ人の魔除け、また縁起物として重宝されている。「無瓢息災」の瓢箪お守り600円から。

DATA:9時〜18時 無休 
TEL:075・561・8188
東山区清水3-17


いろいろな瓢箪が揃う

かさぎ屋(かさぎや)
二年坂にある甘味どころ。大正3年から暖簾を出している。先代の女将さんは関東から嫁いだ人で、京都で初めておしるこをお品書きに記したことで知られる。
大正6年2月、店の隣り(現在はしょうざんという店)に移り住んだ竹久夢二は、恋人の彦乃と二人でかさぎ屋に訪れたという。
年季の入ったテーブルに落ち着いて、御前しるこ、京都ぜんざい、三色萩乃餅(各600円)で一休みもいいだろう。「甘党の素通りできぬ二年坂……」ともいわれる店である。

DATA:11時〜18時 火曜休
TEL:075・561・9562
東山区高台寺桝屋町349


ぜんざいで一休み

文の助茶屋(ぶんのすけちゃや)
三年坂と二年坂との分岐点から法観寺へと歩くと、すぐ右手に瓦屋根の門構えが目に付く。上方落語の2代目桂文之助が高座を退いた後に開いた茶屋である。
明治43 年(1910)以来の歴史がある。その歴史の中で名物となったのが甘酒(420円)だ。米麹を使った甘酒は砂糖は一切加えず、ほどよい甘さで味わえる。夏は冷やしで。
メニューには白玉ぜんざい630円、わらび餅390円などもある。店のすぐそばに八坂の塔がそびえている。

DATA:10時〜17時30分 水曜休
TEL:075・561・1972
東山区下河原通東入ル八坂上町



東山・花灯路の道
東山の春は花灯路の道から。産寧坂(三年坂)から二年坂、ねねの道、さらに円山公園から知恩院前の神宮道(じんぐうみち)を歩き青蓮院へのそぞろ歩き。宵闇の石畳の道に明かりが揺れて、京都の風情をいっそう細やかに満喫できる。
道沿いには京焼・清水焼、北山杉の磨き丸太、御影石、京銘竹の4種類の行灯(あんどん)が明かりの道を演出する。店々では一輪挿しに生けた花が目を楽しませ、京らしいはんなりした雰囲気がただよう。